弱さでつながり社会を変える : 渡邊洋次郎対談集

書誌事項

弱さでつながり社会を変える : 渡邊洋次郎対談集

渡邊洋次郎編著

現代書館, 2023.12

タイトル読み

ヨワサ デ ツナガリ シャカイ オ カエル : ワタナベ ヨウジロウ タイダンシュウ

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内容説明・目次

内容説明

青年期に非行・犯罪行為を繰り返し、現在は薬物・アルコール依存と共に生きる渡邊洋次郎さん。生きづらさを抱えながらみんなで「なんとか生きていく」方法を探るための対談集です。精神医療・若者支援・心理療法・教育・宗教など、多様な領域の実践者・研究者との対話を通して、自らの傷と向き合いながら、誰もが生きやすい社会のあり方を考えます。

目次

  • 対談1 渡邊洋次郎×松本俊彦 自己責任社会で弱さを抱えて生きていく―薬物・アルコール依存の経験から考える(「困った患者さん」の過去と未来を描いた援助者必読の書;「困った人」は「困っている人」;自助グループの条件づけしない関係性が大事;患者の未来像を楽観的に描いてほしい;援助者自身のトラウマや傷のケアも必要)
  • 対談2 渡邊洋次郎×村木厚子 犯罪は弱さや生きづらさの裏がえし―刑務所しか居場所がない社会をどう変えるか(生きづらくても福祉につながれない;犯罪も刑務所も「好きでやってるんでしょ」と言われる ほか)
  • 対談3 渡邊洋次郎×伊藤絵美 弱さでつながり、弱さに応える―「内なる子ども」の声に耳を傾ける(「おかしな子ども」にも理由がある;スキーマ療法とはなにか ほか)
  • 対談4 渡邊洋次郎×小国喜弘 どんな自分でも「ここにいていい」と思える場所を「みんな」でつくる(障害/健常に分けることの違和感;「しんどい子」を「みんな」で見守る学校 ほか)
  • 対談5 渡邊洋次郎×高木慶子 回復とスピリチュアルケア―大いなるものを信じる(「スピリチュアリティ」とはなにか;自分が神様になってはいけない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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