危機のいま古典をよむ
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書誌事項
危機のいま古典をよむ
而立書房, 2023.11
- タイトル読み
-
キキ ノ イマ コテン オ ヨム
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内容説明・目次
内容説明
コロナ、ウクライナ、そして…危機の時代こそ、「専門家」任せにせず、自分の頭で読み、考える。希望の読書論!E.トッド、苅部直、佐伯啓思・宇野常寛・先崎彰容、小泉悠との“書物がつなぐ対話”も収録。
目次
- 序 「専門家」にさよならを―中井久夫『分裂病と人類』ほか
- 第1部 疫病と戦火の時代に(旧約聖書「ヨブ記」;志賀直哉「小僧の神様」;ターンブル『食うものをくれ』;中野重治「吉野さん」;コンラッド『闇の奥』;村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』;ル・カレ『ティンカー、ティラー、ソルジャー、スパイ』ほか)
- 第2部 読書が自分をつくる(思春期の入り口で―寺村輝夫『消えた2ページ』;コロナ禍 酔いどれ天使;ネット以前のこと;創作に教わった歴史―陳舜臣『秘本三国志』ほか;塾にもあった図書室―『太陽/特集・江戸川乱歩』;わが人生最高の10冊)
- 第3部 書物がつなぐ対話(人類史から見た現在×エマニュエル・トッド;平成の言葉と身体×苅部直;戦後史の光と影×佐伯啓思・宇野常寛・先崎彰容;新たな戦争と日本×小泉悠)
- 結 「未来」を売る季節のおわり―三島由紀夫『青の時代』
「BOOKデータベース」 より