奄美人入門 : 歴史と、その意識の形成
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書誌事項
奄美人入門 : 歴史と、その意識の形成
南方新社, 2023.12
- タイトル別名
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奄美人入門 : 歴史とその意識の形成
- タイトル読み
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アマミンチュ ニュウモン : レキシ ト ソノ イシキ ノ ケイセイ
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内容説明・目次
内容説明
今日の奄美は誰がつくったか?江戸期の島津氏の黒糖搾取時代から、明治期になっても、鹿児島の官庁、商人の利権確保の動きは続いた。奄美人は、勝手世運動、三法方運動、川畑汽船支援運動と、敢然と立ち上がった。復帰運動は四度目の闘いであった。奄美の未来を生きる者が、自らの出自を知るに欠かせない先人の足跡を追う。膨大な史料と豊富な聞き書きで構成する。
目次
- 「奄美」とは何か―まだ見ぬ「想像の共同体」
- 「勝手世」運動―守旧派の策謀「黒糖専売」打破
- 「三法方」運動―大島郡挙げての民衆運動となる
- 「川畑汽船」支援運動―島びとのための船会社を
- 奄美の「自給自立」を模索―浅松宮啓と啓良親子
- 大島経済を揺るがす「教育熱」―教育目的の変節
- さまよう大島郡出身者の思い―差別と「奄美」の発見
- 「シマ」の暮らし―貧しくも心豊かであった日々
- 奄美の本土分離―「非日本人」となった人々の八年
- 「オーシマ」―在沖縄奄美出身者への偏見と蔑視
- 「シマ」への思いは横綱「朝潮」と佐々木道雄
- 七八年にわたる奄美民衆運動史―何を学ぶべきか
「BOOKデータベース」 より