魂の語り部ドストエフスキー

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魂の語り部ドストエフスキー

藤倉孝純著

作品社, 2023.12

タイトル読み

タマシイ ノ カタリベ ドストエフスキー

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内容説明・目次

内容説明

偉大な作家の始原とは何かに迫る、渾身の文芸批評!理想に挫折し、シベリアの監獄で書かれた『スチェパンチコヴォ村とその住人』、文壇復帰後の『死の家の記録』、『夏象冬記』、『地下室の手記』などを通じて、「魂の語り部」としてのドストエフスキーの姿がはじめて現われる。

目次

  • 第1章 「新しい村」造りの破綻―『スチェパンチコヴォ村とその住人』(もつれた結婚話;フォマー・フォミッチ・オピースキン;「新しい村」造り)
  • 第2章 ナロードから学ぶ―『死の家の記録』(ニヒリズム体験;ナロードの発見;房舎での「自由」)
  • 第3章 「土地主義」宣言(兄ミハイル、弟フョードル;予約広告文;折衷論)
  • 第4章 西欧との別れ―『夏象冬記』(パンフレットの時代;『夏象冬記』について;フォンヴィージンとは?;フランス人は理性を持たない?)
  • 第5章 「魂の語り部」の誕生―『地下室の手記』(思索する男;痛苦な自己批判;棺台の瞑想)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD04952410
  • ISBN
    • 9784867930120
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    202p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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