ブラック・チェンバー : 米国はいかにして外交暗号を盗んだか
著者
書誌事項
ブラック・チェンバー : 米国はいかにして外交暗号を盗んだか
(角川新書, [K-441])
KADOKAWA, 2023.12
- タイトル別名
-
The American black chamber
ブラックチェンバー
- タイトル読み
-
ブラック・チェンバー : ベイコク ワ イカニ シテ ガイコウ アンゴウ オ ヌスンダカ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
本書は1999年1月に荒地出版社より刊行された作品を新書化するもの
内容説明・目次
内容説明
ワシントン海軍軍縮会議で日本側の暗号電報5000通以上が完全に解読されていた。米国暗号解読室「ブラック・チェンバー」の内幕を創設者自身が暴露し、戦前にベストセラーとなったインテリジェンスの一級資料、待望の復刊!日本語暗号突破までの一部始終を総解説、「日米諜報戦」の原点を描くとともに、ベルサイユ平和会議やロシア革命の裏で展開した国際“諜報戦”の現場を描く秘録。
目次
- 第1章 米国務省の暗号室
- 第2章 MI8(陸軍諜報部第八課)
- 第3章 ドイツの隠しインクを暴け
- 第4章 諜報員パトリシア
- 第5章 美貌のスパイ、マリア・ド・ヴィクトリカ夫人
- 第6章 盗み取った二通のドイツ暗号無電
- 第7章 ドイツ諜報員パブロ・ワベルスキー
- 第8章 女性スパイの活躍(盗み出された暗号)
- 第9章 英国陸海軍暗号解読班
- 第10章 ベルサイユ平和会議
- 第11章 ロシア革命政権の情報戦
- 第12章 日本の外交暗号はいかに解読されたか
- 第13章 盗まれた日本の軍縮会議暗号電
- 第14章 駐米大使の陰謀事件
- 第15章 時代遅れの米国の外交暗号
- 終章 「機密室」閉鎖される(苦闘十六年間の終幕)
「BOOKデータベース」 より