源氏物語 : 紫式部が描いた18の愛のかたち

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源氏物語 : 紫式部が描いた18の愛のかたち

板野博行著

青春出版社, 2023.12

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ : ムラサキシキブ ガ エガイタ 18 ノ アイ ノ カタチ

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注記

「「源氏物語」に学ぶ女性の気品」(2008年刊)の改題,加筆修正

参考文献一覧: p202

内容説明・目次

内容説明

好きだからこそ深入りしない空蝉、「ロミオとジュリエット」のような大恋愛をする朧月夜、老いてますます意気盛んな源典侍―。世界最高の文学で味わう、男と女の愛のかたち。紫式部は何を伝えたかったのか―ヒロインたちの悦びと苦悩から迫る、新しい「源氏物語」の読み方。大河ドラマがますます面白くなる!

目次

  • 1 葵の上―光源氏の最初の正妻にして、プライド高き左大臣の娘
  • 2 空蝉―光源氏を愛しつつも、「一夜限り」を貫いた人妻
  • 3 夕顔―二人の貴公子に愛され、はかなくも散る薄幸の美人
  • 4 紫の上―光源氏にもっとも愛された『源氏物語』最大のヒロイン
  • 5 六条御息所―死んでも光源氏を愛し続けた、高貴な「物の怪」未亡人
  • 6 末摘花―流行遅れで不美人でも、どこか憎めない“天然”の姫君
  • 7 藤壼―「輝く日の宮」と称された、光源氏の永遠の想い人
  • 8 源典侍―何歳になっても恋にトキメク永遠の乙女
  • 9 朧月夜―奔放な愛で光源氏の運命を変えた、政敵・右大臣の娘
  • 10 明石の君―一流の教養を父に叩きこまれた、地方出身の玉の輿娘
  • 11 朝顔の姫君―光源氏とプラトニックな関係を貫いた唯一の女性
  • 12 花散里―光源氏の精神的な支えとなった、癒し系の良妻賢母
  • 13 玉鬘―彗星のごとく現れ、六条院のアイドルになった魔性の美女
  • 14 女三の宮―光源氏の晩年の正妻にして、不義の子を産んだお騒がせ娘
  • 15 大君―真面目で身持ちが固く、生涯独身を通した、薫の君の想い人
  • 16 浮舟―三角関係に悩み自殺未遂、その後、出家した最後のヒロイン
  • 17 桐壼の更衣―桐壼帝から愛された絶世の美女にして、光源氏の母
  • 18 弘徽殿の女御―光源氏を憎み続けた最大の悪役にして、権力大好きママ
  • 10分で読める『源氏物語』のダイジェスト
  • 平安時代の貴族文化を理解するための基礎知識

「BOOKデータベース」 より

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