曙光を旅する
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曙光を旅する
(文春文庫, [は-36-17])
文藝春秋, 2023.12
- タイトル読み
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ショコウ オ タビ スル
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注記
単行本: 朝日新聞出版 2018年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
歴史の敗者に注目し、数々の優れた小説を世に送り出してきた著者。本書は最晩年に、古代から近現代まで数多の天災・戦いをくぐり抜けてきた西国を歩いた記録である。西郷隆盛の鹿児島、遠藤周作の長崎、石牟礼道子の水俣。絶望が祈りへと変る時に文学が立ち上がる。その様を捉えた、歴史紀行にして葉室作品への最高のブックガイド。
目次
- 第1部 西国を歩く(防塁は知るや不屈の士―元寇と「正気の歌」 福岡;覇者の晩年愛に包まれ―大友宗麟 臼杵(大分県) ほか)
- 第2部 先人を訪ねて(被爆の光景逃れ炭坑へ 筑豊(福岡県);土筆摘む背中追いかけて ほか)
- 第3部 苦難の先に(熊本の友へ;希望の芽吹きを信じて 熊本;先人が問う「国のかたち」 熊本;苦難乗り越え静謐祈る 秋月(福岡県))
- 第4部 曙光を探して(インタビュー「司馬さんの先」私たちの役目;「葉室メモ」―「曙光を旅する」出発を前に)
「BOOKデータベース」 より