戦時下の演劇 : 国策劇・外地・収容所
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書誌事項
戦時下の演劇 : 国策劇・外地・収容所
森話社, 2023.11
- タイトル別名
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戦時下の演劇 : 国策劇外地収容所
- タイトル読み
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センジカ ノ エンゲキ : コクサクゲキ・ガイチ・シュウヨウジョ
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注記
その他の執筆者: 日比野啓, 小針侑起, 瀬戸宏, 間ふさ子, 金牡蘭, 細井尚子, 佐藤和道, 中野正昭, 畑中小百合
内容説明・目次
内容説明
戦時中、国家と庶民とが求めた演劇の共有点と差異とは何だろうか。国策と娯楽の間に見いだされる庶民の欲望、統制・検閲の建前と現実。本書では、広いジャンルで「国策劇」が作られ、移動演劇や慰問公演が行われた国内の状況、そこから排除されたもの、さらに外地や軍隊・収容所での演劇など、これまで語られること少なく、あるいは個別的に語られてきた「戦時下の演劇」を包括的・横断的に検討する。
目次
- 1 忘れられた「国民」と「国策」(忘れられた「国策劇」―娯楽・検閲・外地;「国民演劇」を巡って)
- 2 移動・慰問・収容所(興行としての「移動演劇」と「慰問公演」;戦争と演劇―東宝舞踊隊の慰問活動;「軍隊」と「収容所」の演劇―異郷の昭和演劇)
- 3 異郷の「日本」演劇(「満洲国」の演劇;戦時下の上海租界と演劇―呉祖光『文天祥』を中心に ほか)
- 4 「娯楽」と「伝統」と(戦時下の能楽―プロパガンダ・満洲ツーリズム・海外移民;戦時下の軽演劇団と国策活動―古川緑波一座にみる招待マチネー、内地慰問、空襲下の興行;戦時下の農村における素人演劇)
「BOOKデータベース」 より