考える粘菌 : 生物の知の根源を探る
著者
書誌事項
考える粘菌 : 生物の知の根源を探る
(ヤマケイ文庫)
山と溪谷社, 2024.1
- タイトル別名
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Thinking slime mold : exploring the roots of biological intelligence
粘菌 : その驚くべき知性
- タイトル読み
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カンガエル ネンキン : セイブツ ノ チ ノ コンゲン オ サグル
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注記
PHPサイエンス・ワールド新書「粘菌 : その驚くべき知性」 (2010年5月刊) を加筆修正のうえ、文庫化したもの
英語のタイトルはブックジャケットによる
参考文献: p218-220
内容説明・目次
内容説明
生物が知的であるとは、どういうことなのか?単細胞生物の粘菌は、脳も神経系もないが、迷路の最短経路を探し出し、人間社会の交通網にそっくりのネットワークを作り上げる。「ややこしく困難な状況でも、生き抜くための行動がとれること」知性をこう捉えると、粘菌でさえ状況に応じた知的と思える行動をとるのだ。こうした行動が、どのように生み出されるのか。私たち多細胞生物にもつながる「知的なるものの原型」を探る。
目次
- 第1章 単細胞の情報処理
- 第2章 粘菌とはどんな生きもの?
- 第3章 粘菌が迷路を解く
- 第4章 危険度を最小にする粘菌の解法
- 第5章 両立が難しい目的をバランスさせる粘菌の能力
- 第6章 時間記憶のからくり
- 第7章 迷い、選択、個性
- 第8章 粘菌の知性、ヒトの知性
「BOOKデータベース」 より