知識をシェアする産業振興戦略 : 地方発ソフトウェア産業の経営学的考察

書誌事項

知識をシェアする産業振興戦略 : 地方発ソフトウェア産業の経営学的考察

北真収著

文眞堂, 2023.12

タイトル別名

産業振興戦略 : 知識をシェアする : 地方発ソフトウェア産業の経営学的考察

タイトル読み

チシキ オ シェアスル サンギョウ シンコウ センリャク : チホウハツ ソフトウェア サンギョウ ノ ケイエイガクテキ コウサツ

大学図書館所蔵 件 / 29

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p200-213

事項索引: p214-215

人名・団体名索引: p216-217

内容説明・目次

内容説明

産業振興は十分なセンスメーキングを行うことが起点となる。腑に落ちるシンボルが生成されると、市場探索や技術キャッチアップのためにメタ知識、経験知をシェアし合う場が生まれる。越境学習の結果、地域の知識ストックが向上し、経済効果を誘発する。本書は、OSSのRubyを核とした振興に取り組む島根県・松江市の事例を端緒として、その連環を実証。

目次

  • 第1章 産業振興と知識の共有(問題の所在;研究の目的;研究対象とする産業振興の事例;事例の調査方法;本書の構成;補論 ソフトウェア産業とオープンソースソフトウェア)
  • 第2章 セクターを越えてシェアされるシンボル―センスメーキングの視点から(センスメーキングとセンスギビング;組織をまたいだセンスメーキングとシンボル;シンボル仮説の提示;事例の記述;考察;おわりに)
  • 第3章 企業を越えてシェアされるメタ知識―トランザクティブ・メモリーの視点から(知識とトランザクティブ・メモリー;知識交換を促進するテンポラリー・クラスター;トランザクティブ・メモリーの獲得と伝搬;事例の記述;考察;おわりに)
  • 第4章 職場を越えてシェアされる経験知―実践共同体の視点から(正統的周辺参加と実践共同体;経験知の交換を促す勉強会;越境的学習仮説の提示;事例の記述;考察;おわりに)
  • 第5章 境界線を越えてシェアされる知識(発見事項;残された課題;おわりに)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ