労働と身体の大衆文化
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労働と身体の大衆文化
(日文研・共同研究報告書, 201)
水声社, 2024.1
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日文研究・共同研究報告書
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ロウドウ ト シンタイ ノ タイシュウブンカ
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Note
奥付のシリーズタイトル (誤植) : 日文研究・共同研究報告書
2022年度国際日本文化研究センター (日文研) の共同研究「労働と身体の大衆文化論 : 戦時下・戦後の接続の試論として」 (研究代表者: 大塚英志 (日文研)・星野幸代 (客員)) の研究成果
参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
戦時下の舞台、芸術、合唱、ラジオ、映画を横断し、戦後の大衆文化へと至る伏流を探る。
Table of Contents
- 第1部 侵犯される知覚、抵抗する身体(「ラジオ太郎」という「仮装」アナウンサーがいた;「木蘭従軍」の戦時期日本における“国民化”―東宝国民劇のアダプテーションに見る戦争とジェンダー;大衆文化としての体操と統制される身体;厚生運動とうたごえ運動―その連続性を見る;裁かれるエロス―戦後日本の揺らぐ文化イデオロギーと武智鉄二)
- 第2部 子どもの時間、少女の時(十五年戦争下の子供雑誌が描いた「科学日本」と「科学戦争」―『少年倶楽部』と『機械化』を中心に;戦時下・戦後の働く“少女”―雑誌『少女の友』を中心に;戦前戦後日本の少女文化におけるバレエ―『少女倶楽部』を中心に;“はれもの”にさわる子どもたち―児童文化における中国イメージの断絶と連続)
- 第3部 ポストコロニアル身体の展観(植民地近代、身体文化、ポップカルチャー―戦前戦後日本の舞踊芸術界の台湾に対する影響(一九二〇〜一九七九);日本軍政下インドネシアのPOW Camp謀略映画―映画の健全化の余剰としての「幻のフィルム」の語り;台湾映画「香蕉天堂(バナナ・パラダイス)」におけるバナナ表象―バナナを巡る記憶の構築がもたらす現代台湾史の視角)
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