時の睡蓮を摘みに

著者

    • 葉山, 博子 ハヤマ, ヒロコ

書誌事項

時の睡蓮を摘みに

葉山博子著

早川書房, 2023.12

タイトル読み

トキ ノ スイレン オ ツミニ

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内容説明・目次

内容説明

1936年、父子家庭で育った滝口鞠は、名門女子専門学校を不合格になったのを機に、父が綿花貿易を営む仏領インドシナのハノイへと渡る。猛勉強の末、外務書記生・植田勇吉の助力もあってハノイ大学への入学を果たした鞠は、“新天地への冒険”という夢を胸に地理学を学ぶことに。一方、父から見合いを勧められた南亜洋行の商社マン・紺野永介は、どこか不穏な雰囲気を纏い、仏印社会で暗躍していた。そんな矢先、植田が国境地域で敵兵に拉致されたとの報が届く。日本軍の仏印進駐が迫るなか、植民地主義の非情な現実が、鞠を翻弄していく―。第13回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05072547
  • ISBN
    • 9784152102966
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    381p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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