懲りない光源氏 : セリフで読み直す『源氏物語』若紫巻・葵巻
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書誌事項
懲りない光源氏 : セリフで読み直す『源氏物語』若紫巻・葵巻
教育評論社, 2023.12
- タイトル別名
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懲りない光源氏 : セリフで読み直す源氏物語 : 若紫巻葵巻
- タイトル読み
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コリナイ ヒカル ゲンジ : セリフ デ ヨミナオス ゲンジ モノガタリ ワカムラサキ ノ マキ アオイ ノ マキ
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注記
参考文献一覧: p300-302
内容説明・目次
内容説明
屁理屈をこね、言いがかりをつけ、呪いの言葉を吐く光源氏。『源氏物語』はセリフが面白い!本書では主人公光源氏のことばのうち、若紫、葵の上、六条御息所、藤壺中宮などの女性たちをめぐるセリフに着目して物語を読む。口説き文句から恨み言まで、恋の道をひた走る光源氏のリアルな姿が見えてくる!
目次
- 序章 屁理屈をこね、言いがかりをつけ、呪いの言葉を吐く光源氏
- 1 若紫との出会いをめぐるセリフ(童女に言い寄る光源氏―若紫巻「私に抱っこされてお眠りなさいな」;童女を見初める光源氏―若紫巻「愛を捧げるあの方に、たいへんよく似ているから、この少女から眼を離すことができない」 ほか)
- 2 葵の上・六条御息所をめぐるセリフ(正妻を持て余す光源氏―若紫巻・末摘花巻・紅葉賀巻「おれの浮気の原因は、おまえにあるんだよ」;正妻に惚れ直す光源氏―葵巻「一人の男の妻と恋人とという関係にある女性どうしは、思いやり合うものだ」 ほか)
- 3 藤壺中宮をめぐるセリフ(継母と密通する光源氏―若紫巻・紅葉賀巻「どうして、欠点の一つもお持ちでないのだろう」;継母と子を成す光源氏―紅葉賀巻・葵巻「私は、果てのない心の闇に、何も見えなくなっています」)
- 4 若紫との生活をめぐるセリフ(童女を待たせる光源氏―紅葉賀巻・花宴巻「『朝に夕に恋人と逢って、恋人との関係に満ち足りる』のは、よくないことなんですよ」;童女を女に変える光源氏―葵巻「お加減が悪いようですが、ご気分はいかがですか」)
「BOOKデータベース」 より