暗い青春
著者
書誌事項
暗い青春
（角川文庫, 23941,
KADOKAWA, 2023.12
改版
- タイトル読み
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クライ セイシュン
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注記
年譜 三枝康高編: p263-278
文献あり
ブックジャケットのシリーズ番号: さ2-7
収録内容
- 石の思い
- 二十一
- 暗い青春
- 二十七歳
- いずこへ
- 三十歳
- 古都
- 居酒屋の聖人
- ぐうたら戦記
- 死と影
内容説明・目次
内容説明
青春ほど、死の翳を負い、死と背中合わせな時期はない―。同人雑誌を編輯するため、あるじが自殺して間もない芥川龍之介の家に通った日々。苦悶がしみついているような暗い家が思いださせるのは、青春時代に死んでいった仲間たちの姿だった。人間の喜怒哀楽の舞台裏に潜む、振り払い難き「死」の存在に、無頼派の旗手が独自の視点から肉迫を試みた。表題作「暗い青春」ほか、火花の如き輝きを放つ短編全１０編を収録。
「BOOKデータベース」 より