鉄道無常 : 内田百間と宮脇俊三を読む

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鉄道無常 : 内田百間と宮脇俊三を読む

酒井順子 [著]

(角川文庫, 23934, [さ15-21])

KADOKAWA, 2023.12

タイトル読み

テツドウ ムジョウ : ウチダ ヒャッケン ト ミヤワキ シュンゾウ オ ヨム

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注記

2021年刊の加筆修正

参考文献: p252-254

ブックジャケットのシリーズ番号: さ15-21

内容説明・目次

内容説明

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」と『特別阿房列車』に書いた、内田百閒。「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」と『時刻表2万キロ』に書いた、宮脇俊三。鉄道に乗るという行為を文学に昇華させ、鉄道紀行の世界を拓いた2人は、時代とともに変わり続ける車窓風景に、人生と日本とを見た。2人へ憧憬の念を抱く鉄道好きの著者が、それぞれの著書を読み解いて描いた、渾身の評伝。

目次

  • 鉄道紀行誕生の背景は?
  • 生まれた時から「鉄」だった
  • 人生鉄路のスタート地点
  • それぞれの新橋駅、それぞれの鉄道唱歌
  • 「鉄道は兵器だ!」の時代へ
  • 東京大空襲を生き延びて
  • 敗戦の日の鉄道
  • 新たなスタート
  • 鉄道好きの観光嫌い
  • 御殿場線の運命
  • 抗い難いトンネルの魅力
  • 鉄道の音楽性
  • 酒という相棒
  • 女と鉄道
  • 誕生鉄と葬式鉄
  • 曾遊、その喜びと悲しみ
  • 旅を書く・内田百閒編
  • 旅を書く・宮脇俊三編
  • 子供の心、大人の視線
  • 「時は変改す」

「BOOKデータベース」 より

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