労働系女子マンガ論!

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労働系女子マンガ論!

トミヤマユキコ著

タバブックス, 2023.12

タイトル読み

ロウドウケイ ジョシ マンガロン!

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内容説明・目次

内容説明

恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない…「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、気鋭の研究者の女子マンガ論、決定版。

目次

  • 1章 少女マンガ隆盛期―ヒロインは読者と同世代の若き労働者(自分の運命を切り拓く『ベルばら』の女たち『ベルサイユのばら』;大正時代のラブコメが描く「この国で女が働くとはどういうことか」『はいからさんが通る』;「自立した女」のモデルのひとつは、バレエマンガにある『アラベスク』 ほか)
  • 2章 「仕事と恋」の時代―社会情勢を反映し働く読者の現実に接近(「近代化」を目指そうとした「働く女」の困難『東京ラブストーリー』;みんなの視界に入りにくい仕事を描く意義『動物のお医者さん』;フリーターもバリキャリも大変就職氷河期がもたらしたリアル『ハッピー・マニア』『働きマン』 ほか)
  • 3章 労働の多様化・細分化―年齢、仕事観、社会問題等に着目(憧れからはほど遠い設定が生み出す深い味わい『うどんの女』;主婦の労働と存在意義をめぐる重い問い『ハウアーユー?』;リアルとファンタジーを行き来する大人の仕事と恋愛の物語『娚の一生』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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