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光源氏ものがたり

田辺聖子 [著]

(角川文庫, 23948, [た5-60])

KADOKAWA, 2023.12

タイトル読み

ヒカル ゲンジ モノガタリ

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内容説明・目次

内容説明

平安王朝時代。帝と桐壺の更衣の間に光源氏が誕生した。幼い頃に母と祖母を亡くした源氏は、後ろ楯がないため臣下にくだる。十二の年に元服し、左大臣の娘である葵の上と結婚するが、お互い打ちとけられない。次第に葵の上から足が遠のく中、桐壺に似ていて、幼い頃育ててくれた藤壺へと思いを募らせる―。「源氏物語」の全貌を、人間の成長と運命の転変をキーワードに繙かれた“楽しむ”田辺源氏。「桐壺」から「真木柱」までを収録。

目次

  • 京はるあき
  • 王朝まんだら
  • 光源氏の生いたち「桐壺」「帚木」
  • 青春の恋と悲しみ「空蟬」「夕顔」
  • 青春彷徨「若紫」「末摘花」
  • 宴は果てず「紅葉賀」「花宴」
  • 車争い「葵」
  • 秋のわかれ「賢木」「花散里」
  • 流人のあけくれ「須磨」「明石」
  • 都へ―春たちかえる「澪標」「蓬生」「関屋」
  • 明石のちい姫「絵合」「松風」
  • あるかなきかの朝顔「薄雲」「朝顔」
  • 稚いはつ恋「少女」
  • 忘れがたみの姫「玉鬘」
  • 六条院・春から夏へ「初音」「胡蝶」「蛍」
  • 六条院・夏から秋へ「常夏」「篝火」「野分」
  • うたかたびとの運命「行幸」「藤袴」「真木柱」

「BOOKデータベース」 より

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