文化権力と日本の近代 : 伝統と正統性、その創造と統制・隠滅 Cultural power and modern Japan : creation, control, manipulation of tradition and legitimacy
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書誌事項
文化権力と日本の近代 : 伝統と正統性、その創造と統制・隠滅 = Cultural power and modern Japan : creation, control, manipulation of tradition and legitimacy
文学通信, 2023.12
- タイトル別名
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文化権力と日本の近代 : 伝統と正統性その創造と統制隠滅
- タイトル読み
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ブンカ ケンリョク ト ニホン ノ キンダイ : デントウ ト セイトウセイ、ソノ ソウゾウ ト トウセイ・インメツ = Cultural power and modern Japan : creation, control, manipulation of tradition and legitimacy
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注記
その他の執筆者: 榊原千鶴, 宋錫源, 松澤俊二, 呉佩珍, 李鍾淑, 鈴木彰, 湯本優希, ファン エーワイク・アーフケ, 平田英夫, 菊野雅之
文献あり
索引: p307-316
収録内容
- 近代日本と能楽 / 徐禎完 著
- 日本の近代化にみる女性と政 / 榊原千鶴 著
- 国民国家の形成における「天皇崇敬」 / 宋錫源 著
- 勅題の応用とそれによるコミュニケーションの問題 / 松澤俊二 著
- 明治「敗者史観」と植民地台湾 / 呉佩珍 著
- 日本植民地時代の朝鮮伝統チュムの変化と隠滅 / 李鍾淑 著 ; 呉鉉烈 訳
- 織田完之と近代の平将門観 / 鈴木彰 著
- 明治期の文章活動における文壇とその裾野の相互作用 / 湯本優希 著
- 子どもの心に訴える国家的英雄の創造と変容 / Van Ewijk Aafke 著
- 『日本歌学全書』とその周辺 / 平田英夫 著
- 今・ここにある古典学習から考える / 菊野雅之 著
内容説明・目次
内容説明
第一部には主に国家・天皇/皇后・植民地といった近代日本の国家体制や社会構造に根ざした問題を扱う論稿を、第二部にはそうした近代日本社会における、文化権力と伝統・正統性をめぐる個別的な事象・動向を中心的に扱った論稿を収めた。
目次
- 第1部 近代国家「日本」と文化権力(近代日本と能楽 文化権力としての芸能と国民国家;日本の近代化にみる女性と政 朝鮮の女訓書を手がかりとして;国民国家の形成における「天皇崇敬」;勅題の応用とそれによるコミュニケーションの問題―歌会始の外縁に注目して;明治「敗者史観」と植民地台湾―「北白川宮」言説を中心に;日本植民地時代の朝鮮伝統チュムの変化と隠滅)
- 第2部 読者・文壇・教育の動向と相関性(織田完之と近代の平将門観―『国宝将門記伝』刊行の前提、画期としての明治三十四年;明治期の文章活動における文壇とその裾野の相互作用―読者が表現者となるとき;子どもの心に訴える国家的英雄の創造と変容―少年の秀吉を中心に;『日本歌学全書』とその周辺;今・ここにある古典学習から考える―「言語文化」を土台にして)
「BOOKデータベース」 より