パリの「敵性」日本人たち : 脱出か抑留か : 1940-1946
Author(s)
Bibliographic Information
パリの「敵性」日本人たち : 脱出か抑留か : 1940-1946
岩波書店, 2023.12
- Other Title
-
パリの敵性日本人たち : 脱出か抑留か : 1940-1946
パリの「敵性」日本人たち : 脱出か抑留か : 1940-1946
- Title Transcription
-
パリ ノ「テキセイ」ニホンジン タチ : ダッシュツ カ ヨクリュウ カ : 1940-1946
Available at 86 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
一九四四年八月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人。逃げ延びた人もいれば収容所送りになった人も。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、その後どう生きたのか。フランス人に連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして、現場や関係者を訪ねた歴史ドキュメンタリー。
Table of Contents
- パリ解放時の「日本人」―「ほら、屋根の日本人狙撃兵よ」
- 行政収容の対象となった残留日本人―「大の親仏家だ」
- パリで活躍した「もぐり新聞記者」―「日本人は戦勝者と同盟している」
- ラジオ番組『ニッポン』の制作者―「同盟国である為一役買って」
- 街娼に身をやつした「日本料理店」の女主人―「生きてたって、どうせ屍同然でしょう」
- インドシナ出身の対日協力者―「賢くならねばならない」
- 拷問され自殺をはかった陸軍事務所運転手―「不要なものはすべて廃棄するように」
- 行政収容された画家とされなかった画家―「恩を仇で返す」
- 神戸で抵抗したフランス人技師―「人間の限界は、通常の生活で想定されうるものよりも上にあるのだ」
- アメリカの保養地で抑留された一団―「実によい待遇」
- マルセイユ、去った人と残った人―「我々は日本の外交官だ、保護してくれ!」
- 抑留を懐かしむ人びと―「みんなよくしてくれてね」
by "BOOK database"