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印象派の道

リオネッロ・ヴェントゥーリ著 ; 長峰朗訳

三省堂書店 , 創英社 (発売), 2023.12

タイトル読み

インショウハ ノ ミチ

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内容説明・目次

内容説明

名画への「道程」、そして「具体的現実」。ヴェントゥーリの芸術批判は、文化史、芸術史、技術史、宗教史、政治史を範疇とするものであり、作品の持つ具体的現実にその根拠を置くものであった。だからこそ我々に、名画への道程がけっして平坦なものではなく、批評家の審美眼はいざ知らず、商会のムード、時代のムーブ、世評、市場の策謀といった、あらゆる障碍が渦巻いていることを気付かせてくれる。印象派から始まった絵画全史を再検討し、質的根拠を与える高著が今蘇る。

目次

  • 印象派
  • 印象派資料集成 序論
  • ポール=デュラン・リュエルとその商会の起源について
  • 1855年の万国博覧会から1870年普仏戦争まで
  • 1873年の印象派の成功への確信について
  • 1873年以前のモネ、マネ、シスレー、ルノワールについて
  • 1873年〜1880年の趣味への反動
  • 印象派協会
  • 印象派の初期の愛好家たち
  • 印象派の英雄時代
  • 1866年から1880年にかけての印象派批評について
  • 印象派グループの解体
  • 理論と実践の苦闘 印象派の終焉(1884‐1885)
  • 新印象派 ニューヨークで成功を収めた印象派(1886)
  • モネの聖別 デュラン・リュエルとの決別(1887‐89)
  • ルノワール、ピサロおよび彼らの新傾向の聖別 モネの「シリーズ」。印象派の新たな批判(1890‐92)
  • ポール・デュラン・リュエルの晩年(1892‐1922)
  • シスレーの夢とその晩年(1890‐1899)
  • ピサロの晩年(1892‐1903)
  • ルノワールの晩年(1892‐1919)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05139047
  • ISBN
    • 9784879232229
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    xvi, 305p, 図版 [112] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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