障害と所得保障 : 基準の管理から分配の議論へ
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障害と所得保障 : 基準の管理から分配の議論へ
(関西学院大学研究叢書, 第260編)
生活書院, 2023.12
- タイトル読み
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ショウガイ ト ショトク ホショウ : キジュン ノ カンリ カラ ブンパイ ノ ギロン エ
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注記
文献一覧: 巻末pi-xii
内容説明・目次
内容説明
それは、いったい、どこからやってきたのか?手続きは煩雑、低水準、そのくせ、認定は不可解だし、更新の度に支給停止の恐怖。過去に起こった制度間の絡まりが不合理を生み、現状を拘束している!所得保障制度は、私たちに何をもたらし、何を奪ったのか。私たちはどのように眼差され、どのように扱われる存在であったのか。時間の流れの川上で何が起こり、いかにしてこの状況が生み出されたのか、絡まりをゆっくり解しながら、その本質に迫る。
目次
- 第1章 分析の視点
- 第2章 恩給制度―機能障害基準の確立
- 第3章 官業共済制度―稼得能力基準の原点
- 第4章 工場法―稼得能力基準と機能障害基準の混在
- 第5章 社会保険の創設―建て前としての稼得能力基準
- 第6章 労働基準法と厚生年金保険法―労働能力基準の誕生
- 第7章 労働能力を評価する―障害認定基準の整備
- 第8章 国民年金と日常生活能力
「BOOKデータベース」 より