戦後フランスの前衛たち : 言葉とイメージの実験史
著者
書誌事項
戦後フランスの前衛たち : 言葉とイメージの実験史
水声社, 2023.11
- タイトル別名
-
Les avant-gardes en question : postures et pratiques depuis les années cinquante
戦後フランスの前衛たち : 言葉とイメージの実験史
- タイトル読み
-
センゴ フランス ノ ゼンエイ タチ : コトバ ト イメージ ノ ジッケンシ
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注記
その他の執筆者: 長谷川晶子, 門間広明, ヴァンサン・マニゴほか
読書案内: p349-356
人名索引: p357-363
収録内容
- サン=タルバンのパダドックス / ラファエル・ケニーグ著 ; 前山悠訳
- コブラとシュルレアリスム / 長谷川晶子著
- コブラ時代におけるクリスチャン・ドートルモンの手書き文字 / 進藤久乃著
- ある概念の生成 / 門間広明著
- 北脇昇 / ヴァンサン・マニゴ著
- ジャン・ポーラン / 久保田斉也著
- 文字を杖に / 綾部麻美著
- 「演劇に詩を取り入れること」 / 菊池慶子著
- 渡辺一夫、コレージュ・ド・パタフィジックの太守 / 前山悠著
- 〈行動/直接/元素/全体……〉詩 / ガエル・テヴァル著 ; 森田俊吾訳
- 詩とその進行 / 熊木淳著
- フランスと日本の前衛詩学の接点 / マリアンヌ・シモン=及川著 ; 森田俊吾訳
- 「音声詩」・「行為詩」がめざしたもの / ジャン=ピエール・ボビヨ著 ; 福田裕大訳
内容説明・目次
内容説明
大戦後の芸術運動(コブラ、レトリスム、シチュアシオニスト)を俯瞰する第一部、前衛周辺の作家たち(ポーラン、ポンジュ、パタフィジック、ベケット)を論じる第二部、詩に革新をもたらした音声詩、視覚詩の展開を見据える第三部を通して、戦後フランスの前衛運動の見取図を描き出す。
目次
- 第1部 第二次世界大戦という断絶から(サン=タルバンのパラドックス;コブラとシュルレアリスム;コブラ時代におけるクリスチャン・ドートルモンの手書き文字―言葉の「茂み」の中を生きる;ある概念の生成―アンテルナシオル・レトリストと「転用」の理論;北脇昇―サルバドール・ダリ作品の再解釈ともう一つのシュルレアリスムの探求)
- 第2部 前衛と文学的伝統(ジャン・ポーラン―修辞学・アンフォルメル・言葉をめぐって;文字を杖に―フランシス・ポンジュの「Joca Seria」をめぐって;「演劇に詩を取り入れること」―サミュエル・ベケット『クワッド』;渡辺一夫、コレージュ・ド・パタフィジックの太守)
- 第3部 詩的言語の解放―視覚詩と音声詩((行動/直接/元素/全体…)詩;詩とその進行―アルトー、視覚詩を経て音声詩へ;フランスと日本の前衛詩学の接点―ピエール&イルゼ・ガルニエと新国誠一;「音声詩」・「行為詩」がめざしたもの―フランス、一九四五年以降を中心に)
「BOOKデータベース」 より