ポジショナリティ : 射程と社会学的系譜

書誌事項

ポジショナリティ : 射程と社会学的系譜

池田緑著

勁草書房, 2023.12

タイトル別名

Positionality

タイトル読み

ポジショナリティ : シャテイ ト シャカイガクテキ ケイフ

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注記

基盤研究(B)一般「経験的概念としての「ポジショナリティ」の実証的研究」(課題番号18H00930, 平成30年度-令和2年度)および「経験的概念としての「ポジショナリティ」の発展的研究」(課題番号21H00774, 令和3年度-令和6年度)による研究成果 --おわりに

参照文献一覧: 巻末pxii-xxiv

事項索引: 巻末pi-vii

人名索引: 巻末pviii-xi

内容説明・目次

内容説明

ポジショナリティ論を社会学の伝統的な系譜に位置づける。ポジショナリティをめぐる深刻な齟齬や係争はなぜ、どのように起こるのか。社会学、コロニアリズム研究、ジェンダー研究、心理学、歴史学、教育学などさまざまな学問分野で用いられている「ポジショナリティ」の概念と諸論点を社会学的に検討、共通認識を形成することを目指す。

目次

  • ポジショナリティの射程
  • ポジショナリティの系譜(1)―ジェンダーを基点として
  • ポジショナリティの系譜(2)―集団責任を基点として
  • ポジショナリティの認識構造
  • ポジショナリティと集団の責任
  • ポジショナリティにかかわる解消責任
  • ポジショナリティと「心性としての植民地主義」
  • ポジショナリティへの攪乱手法
  • ポジショナリティと対話の諸条件
  • ポジショナリティと“取引請負人”
  • ポジショナリティにおける“取引請負人”をめぐる諸問題
  • ポジショナリティと被投性
  • ポジショナリティの意義と課題

「BOOKデータベース」 より

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