書誌事項

小林一茶

長谷川櫂著

(河出文庫, [は31-1] . 古典新訳コレクション||コテン シンヤク コレクション ; [19])

河出書房新社, 2024.1

タイトル読み

コバヤシ イッサ

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注記

2016年刊『松尾芭蕉おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』より「小林一茶」を一部加筆修正し、書き下ろしのあとがきと解説を加えたもの

シリーズ番号はブックジャケットによる

小林一茶年譜: p196-200

内容説明・目次

内容説明

「天に雲雀人間海にあそぶ日ぞ」「梅干と皺くらべせんはつ時雨」…誰にでもわかる言葉で、ユーモアあふれる俳風を開拓した一茶。生涯で詠んだ約二万句から百句を精選し、俳人・長谷川櫂が「新しい一茶」と題し批評を加え、「子ども向け」「ひねくれ者」という評価を鮮やかに反転させる。波乱に満ちた人生に沿いながら見えてくる新たなる一茶像。

目次

  • 山寺や雪の底なる鐘の声
  • 時鳥我身ばかりに降雨か
  • しづかさや湖水の底の雲のねみ
  • 塔ばかり見へて東寺は夏木立
  • 君が世や唐人も来て年ごもり
  • 乞食も護摩酢酌むらん今日の春
  • 天に雲雀人間海にあそぶ日ぞ
  • 朧々ふめば水也まよひ道
  • 寐ころんで蝶泊らせる外湯哉
  • 小便の身ぶるひ笑へきりぎりす
  • つくづくと鴫我を見る夕べ哉
  • 義仲寺へいそぎ候はつしぐれ
  • 天広く地ひろく秋もゆく秋ぞ
  • 藪越や御書の声も秋来ぬと
  • かつしかや早乙女がちの渉し舟
  • 足元へいつ来りしよ蝸牛
  • 父ありて明ぼの見たし青田原
  • 夕桜家ある人はとくかへる
  • 我星はどこに旅寝や天の川
  • よりかゝる度に冷つく柱哉〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05184008
  • ISBN
    • 9784309420752
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    203p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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