家なき人のとなりで見る社会

書誌事項

家なき人のとなりで見る社会

小林美穂子著

岩波書店, 2023.12

タイトル読み

イエ ナキ ヒト ノ トナリ デ ミル シャカイ

内容説明・目次

内容説明

生きられる場所を探して。弱い立場の人たちを直撃したコロナ禍から3年、状況は変わったか?最後の砦であるはずの福祉行政は多くの人の命と生活を守るようになったか?誰もが暮らしが苦しくなるなかでの「お前は本当の貧困者じゃない」バッシング、人は怒りの方向を間違えていないか?獅子奮迅の支援日記『コロナ禍の東京を駆ける』の著者が描く、苦闘と希望ないまぜの日々。

目次

  • 第1章 2021年コロナ禍日記(全力疾走の2020年、そのまま走り続ける2021年のあゝ無情;神奈川区の水際―申請書持参の女性に「申請意思なし」の衝撃 ほか)
  • 第2章 不毛の極み「扶養照会」問題(百害あって一利なし、生活保護申請に伴うムダ作業「扶養照会」の弊害;命を守るため、扶養照会の無効化を ほか)
  • 第3章 まだ続くのかコロナ禍日記(カップラーメン炎上が語るもの、バッシングにかき消された本意;生活保護打ち切り取り消し裁判―祖父は意を決して“熊本県”と対峙! ほか)
  • 第4章 共存共生を目指して―生活困窮する外国人(帰りたくても帰れない「仮放免者の生き地獄」;僕が生きられる場所を探して ほか)

「BOOKデータベース」 より

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