書誌事項

於于野譚

柳夢寅著 ; 梅山秀幸訳

作品社, 2006.8

  • [正]

タイトル別名

Ou-yatan

タイトル読み

オウ ヤタン

並立書誌 全1

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内容説明・目次

内容説明

「野譚」とは、朝鮮の広く民衆に伝わる説話や伝承を編纂したものであり、本書はその最初のものである。著者は、李朝中期、豊臣秀吉による朝鮮出兵である「壬辰倭乱」「丁酉再乱」(文禄・慶長の役)の時代を生きた。貴族・僧から庶民までの、世態・風俗、人情の機微などが描かれ、朝鮮民族の心を知るうえでも貴重な作品である。朝鮮の庶民が見た秀吉軍の残虐行為の数々。自らの身を投げうって日本の武将を討ち果たした伝説の妓生、論介…。朝鮮の心の基層をなしている物語の数々の源がここにある。本書は、朝鮮の豊穣な文学世界についての日本人の認識の欠落を埋めるための、歴史的古典の待望の初訳である。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05214109
  • ISBN
    • 9784861820878
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    kor
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    443p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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