アナイス・ニンの魂と肉体の実験室 : パリ、1930年代

書誌事項

アナイス・ニンの魂と肉体の実験室 : パリ、1930年代

矢口裕子著

小鳥遊書房, 2023.12

タイトル別名

Anais Nin's laboratory of the soul and body

アナイスニンの魂と肉体の実験室 : パリ1930年代

タイトル読み

アナイス・ニン ノ タマシイ ト ニクタイ ノ ジッケンシツ : パリ、1930ネンダイ

大学図書館所蔵 件 / 14

この図書・雑誌をさがす

注記

参考・引用文献: p247-263

内容説明・目次

内容説明

日記、創作、書簡…。多層のヴェールの奥に潜む「アナイス・ニン」を読み解く。ミラー夫妻との両性愛、父とのインセスト、重婚…。蠱惑的なニンのテクストを精読。「昨日の女を脱ぎ捨て、新しいヴィジョンを追い求め」るための手がかりを探る。

目次

  • 第1部(日記)(『アナイス・ニンの日記』―いまだ小説に描かれないもう一人の女;性/愛の家のスパイ―『ヘンリー&ジューン』から読み直すアナイス・ニン;想像の父を求めて―『インセスト』論への前奏曲;『インセスト』―書くこともまた侵犯である)
  • 第2部(フィクション)(『近親相姦の家』で夢見る分身たち―シュルレアリスム・映画・アルトー;アナイス・ニンの埋められた子ども―『人工の冬』パリ版という旅;反『ヘンリー&ジューン』小説としての「ジューナ」;精神分析―父/娘の誘惑;「リリス」―父の娘でなく、母の娘でなく)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ