風船ことはじめ
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書誌事項
風船ことはじめ
弦書房, 2023.11
- タイトル読み
-
フウセン コトハジメ
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注記
風船をめぐる年表: p293-300
主要参考文献: p307-308
内容説明・目次
内容説明
風船=気球伝来説の真相。1783年、フランスで気球が発明され人間が初めて空を飛んだ。そのビッグニュースはオランダ船で長崎へ、そして江戸まで届けられた。その後、ロシア使節の一員が長崎で熱気球を揚げた。その熱気球=風船が、なぜ秋田県の山中に伝わっているのか。伝来の謎を数々のエピソードを交えて読み解く。
目次
- 最初の気球飛揚(一七八三〜一七八九)
- 天明の天変地異(一七八三〜一七八五)
- 江戸の蘭学者・大槻玄沢(一七八五〜一七八六)
- リュクトシキップ(一七八四〜一七八八)
- 桂川家の人々(一七八五〜一七八七)
- 松平定信と寛政の改革(一七八七〜一七九三)
- エリザ・オブ・ニューヨーク号(一七六八〜一七九七)
- ヘンデレキ・ヅーフ(一七七七〜一八〇〇)
- キリシタン国から来た漂着民(一八〇〇〜一八〇二)
- 水素気球の伝来(一七九八〜一八〇三)
- ロシア使節レザノフ(一八〇三〜一八〇四)
- 和紙でつくられた熱気球(一八〇四〜一八〇五)
- 日露通商交渉(一八〇四〜一八〇五)
- レザノフのその後(一八〇五〜一八〇七)
- フェートン号事件(一八〇四〜一八〇八)
- 紅毛読書達人・馬場佐十郎(一八〇〇〜一八一一)
- 商館長にして無類の交渉人(一八〇八〜一八一〇)
- 蝦夷のロシア人捕囚たち(一八〇八〜一八一三)
- 出島乗っ取り作戦(一八〇九〜一八一三)
- シャーロット号の再来(一八一四〜一八一五)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より