書誌事項

安吾さんの太平洋戦争

半藤一利著

(ちくま文庫, [は24-21])

筑摩書房, 2024.1

タイトル別名

坂口安吾と太平洋戦争

タイトル読み

アンゴ サン ノ タイヘイヨウ センソウ

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注記

シリーズ番号はブックジャケットによる

初版: PHP研究所 2009年刊

PHP文庫 2013年刊 (2009年刊を改題・加筆・修正したもの)を底本とし、坂口安吾「特攻隊に捧ぐ」を新たに収録

参考文献: p307

内容説明・目次

内容説明

人間は生き、人間は堕ちる…坂口安吾の『堕落論』は、戦争中の日本人の「狂気」に対する完膚なきまでの批評から生まれた。太平洋戦争開戦を描いた「ぐうたら戦記」から、戦後GHQによって闇に葬られた「特攻隊に捧ぐ」まで、戦時下に安吾は何を考え、何を発言してきたのか。昭和史の大家が、安吾の作品と人生に寄り添い、「戦時中の昭和」という時代を活写する。

目次

  • はじめの章
  • 第1章 恋の炎と革命の嵐―昭和十一年
  • 第2章 京都でのデカダンの日々―昭和十二年
  • 第3章 国家総動員法のもとに―昭和十三年
  • 第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機―昭和十四年
  • 第5章 世界や日本の激動に我不関焉―昭和十五年
  • 第6章 太平洋戦争がはじまった年―昭和十六年
  • 第7章 チンドン屋と九軍神―昭和十七年
  • 第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を―昭和十八年
  • 第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」―昭和十九年
  • 第10章 焼夷弾の降りしきるとき―昭和二十年
  • 第11章 「人間は生き、人間は堕ちる」―昭和二十一年
  • むすびの章
  • 付録1 偽作『安吾巷談』靖国の神々
  • 付録2 「特攻隊に捧ぐ」坂口安吾

「BOOKデータベース」 より

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