日本のクラシック音楽は歪んでいる : 12の批判的考察
著者
書誌事項
日本のクラシック音楽は歪んでいる : 12の批判的考察
(光文社新書, 1290)
光文社, 2024.1
- タイトル読み
-
ニホン ノ クラシック オンガク ワ ユガンデ イル : 12 ノ ヒハンテキ コウサツ
大学図書館所蔵 件 / 全45件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本書における批判の眼目は、日本における西洋音楽の導入において、いかに我々は間違ってそれらを受け入れ、その上その間違いに誰も気がつかず、あるいは気がついた者がいたとしても訂正せず、しかも現在まで間違い続けてきたか、という点である。(「批判1 日本のクラシック音楽受容の躓き」より)明治期に導入された西洋音楽。だが、その釦は最初から掛け違っていた。そして日本のクラシック音楽は、掛け違った釦のまま「権威」という衣を纏い、今日へと至る。作曲家・指揮者として活躍する著者が、二十年を超える思考の上に辿り着いて示す、西洋音楽の本質。
目次
- 批判1 日本のクラシック音楽受容の躓き
- 批判2 西洋音楽と日本音楽の隔たり
- 批判3 邦楽のルーツ
- 批判4 なぜ行進は左足から始まるのか
- 批判5 西洋音楽と暴力
- 批判6 バロック音楽が変えたもの
- 批判7 誰もが吉田秀和を讃えている
- 批判8 楽譜から見落とされる音
- 批判9 歌の翼
- 批判10 音楽を運ぶ
- 批判11 現代日本の音楽状況
- 批判12 創(キズ)を造る行為
「BOOKデータベース」 より