日中戦時下の中国語雑誌『女声』 : フェミニスト田村俊子を中心に
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書誌事項
日中戦時下の中国語雑誌『女声』 : フェミニスト田村俊子を中心に
春風社, 2023.12
- タイトル別名
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日中戦時下の中国語雑誌女声 : フェミニスト田村俊子を中心に
- タイトル読み
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ニッチュウ センジカ ノ チュウゴクゴ ザッシ ジョセイ : フェミニスト タムラ トシコ オ チュウシン ニ
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注記
その他の著訳者: 江上幸子, 石川照子, 渡辺千尋, 宜野座菜央見, 藤井敦子, 中山文, 姚毅, 鈴木将久, 須藤瑞代
奥付の著訳者に石井洋美あり
日本学術振興会科学研究費助成事業 (科学研究費補助金19H04387) 、研究成果公開促進費・学術図書出版助成 (課題番号23HP5024) を受けた成果
参考文献一覧: p349-364
主要執筆者のペンネームと執筆記事一覧: 巻末p39-42
『女声』総目録: 巻末p13-38
人名索引: 巻末p3-6
事項索引: 巻末p7-12
収録内容
- 田村俊子と『女声』 / 山﨑眞紀子著
- 関露の『女声』への参加とその後 / 江上幸子著
- 東京寄語 / 関露 ; 須藤瑞代訳
- 東京憶語 (精神病状態の日々) / 関露 ; 須藤瑞代訳
- アジア・太平洋戦争期の上海政治空間と国際関係 : 『女声』の性格を探る手がかりとして / 石川照子著
- プロパガンダの「責任者」としての編集長・田村俊子:時事評論欄「国際新聞」「新聞網」「瞭望台」の検討から / 渡辺千尋著
- 『女声』の映画スペース : 日本に対する同調・忌避・"好意" / 宜野座菜央見著
- 『女声』における「先声」と「余声」の意義 / 藤井敦子著
- 『女声』誌上のジェンダー論 : 関露を中心に / 江上幸子著
- 長編小説『黎明』第三章 関露 / 石井洋美訳 ; 江上幸子解説
- 『女声』劇評にみるジェンダー観 : 関露の見た海派話劇 / 中山文著
- 『女声』における「児童」ならびに豊島与志雄の童話 / 姚毅著
- 陶晶孫と田村俊子、そして『女声』 / 鈴木将久著
- 「日本からアメリカ、そして中国へ : 追悼・佐藤女史」 / 陶晶孫著 ; 藤井敦子訳
- 『女声』における日本女性の存在と不在 / 須藤瑞代著
- 田村俊子主宰「信箱」 : 戦時下における私的言語の空間 / 山﨑眞紀子著
内容説明・目次
内容説明
女性の声、女性のための声、女性からの声。日中戦争期上海で刊行されていた中国語の女性雑誌『女声』について、日本人編集長田村俊子の姿勢を浮かび上がらせることを主眼に、「信箱」(読者による悩み相談)、文芸、映画、演劇、児童、国際報道などの各記事を分析。田村俊子と中国女性編集員たちがときに価値観の相違を見せながらも、女性の人生、境遇、将来について考え、発表を続けた諸相を多角的に考察する。
目次
1 総論(田村俊子と『女声』;関露の『女声』への参加とその後;「東京奇語」関露(須藤瑞代訳;「東京奇語(精神病状態の日々)」関露(須藤瑞代訳));2 『女声』の戦略性(プロパガンダの「責任者」としての編集長・田村俊子―時事評論欄「国際新聞」「新聞網」「瞭望台」の検討から;『女声』の映画スペース―日本に対する同調・忌避・“好意”;『女声』における「先声」と「余声」の意義);3 関露と『女声』(『女声』誌上のジェンダー論―関露を中心に;長編小説『黎明』第三章 関露;『女声』劇評にみるジェンダー観―関露のみた海派話劇);4 田村俊子と『女声』(『女声』における「児童」ならびに豊島与志雄の童話;陶晶孫と田村俊子、そして『女声』;「日本からアメリカ、そして中国へ―追悼・佐藤女史」)
「BOOKデータベース」 より