帝国 : ロシア・辺境への旅
著者
書誌事項
帝国 : ロシア・辺境への旅
みすず書房, 2024.1
新版
- タイトル別名
-
Imperium
帝国 : ロシア辺境への旅
- タイトル読み
-
テイコク : ロシア・ヘンキョウ エノ タビ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
帝国 ロシア・辺境への旅
2024.1.
-
帝国 ロシア・辺境への旅
大学図書館所蔵 全37件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
初版 (新潮社, 1994年刊) に解説を付し、新版としたもの
解説: 関口時正
内容説明・目次
内容説明
「モスクワに着いたとたんに、ぼくは討論、論争、口論、流言の渦のなかへと落ち込む。どこへ出ても、会合、集会、会議、シンポジウムがある。プーシュキンの銅像の周りでは、まいにち早朝から夜半まで、だれやかやが立って、競って大声を挙げ、いがみ合い、また、チラシの厚い束を鼻先に突き出す。討論、雄弁、論争、おしゃべり、説教を得意とする者にとって、また言葉の剣士、真実の追求者にとって、天国の時代は今である。かかる大道討論クラブは、この国において数十、数百を数える」(「“魔の山”クレムリン」より)「マガダン行きの飛行機が飛ぶまで、ヤクーツク飛行場で四日間の待ちぼうけ。雪嵐の吹き荒れるコルィマー向けは全便運休。シベリアの旅はいつもこうである。“…”コルィマーの吹雪はおいそれと止まない。だが、吹雪が収まれば、飛行機はすぐさま飛ぶ。しがみついても乗らねばならない。万が一、乗り損ねて逃げられたら、死も同然。だから、腰をおろして待つ」(「コルィマーは霧また霧」より)サルマン・ラシュディ、マーガレット・アトウッド、ジョン・アップダイク、ガブリエル・ガルシア=マルケスらが絶賛した「文学的ルポルタージュ」の旗手カプシチンスキ。その代表作。
目次
- 1 最初の出遇い 一九三九〜六七(ピンスク、一九三九年;シベリア横断鉄道、一九五八年;南の国々、一九六七年)
- 2 鳥瞰図から 一九八九〜九一(第三のローマ;寺院と宮殿;ぼくらは見つめ、涙を流す ほか)
- 3 続きは進行中 一九九二〜九三
「BOOKデータベース」 より