「おりる」思想 : 無駄にしんどい世の中だから
著者
書誌事項
「おりる」思想 : 無駄にしんどい世の中だから
(集英社新書, 1196C)
集英社, 2024.1
- タイトル別名
-
おりる思想 : 無駄にしんどい世の中だから
- タイトル読み
-
オリル シソウ : ムダ ニ シンドイ ヨノナカ ダカラ
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注記
引用文献: p267-269
内容説明・目次
内容説明
生きるために、なぜ我々はこんなにも頑張らなければならないのか?大学に馴染めず、ひきこもり生活を送った著者は、この問いの答えを求め、「何もしない」ことを目的に一年間スペインに滞在。帰国後、無職のまま、日本社会を包み込む生きづらさの原因を、映画『プーと大人になった僕』、『バトル・ロワイアル』『仁義なき戦い』という深作欣二作品、そして作家・朝井リョウの小説などをもとに解き明かしていく。競争に勝って生き残らなければならないと「思い込み」、しんどい思いをしている人へ、自分らしい生き方を送るために「おりる」ことを提案した一冊。
目次
- 第1部 「おりる」というアイデア(「成長物語」を終わらせにきた、クマたち―映画『プーと大人になった僕』と『パディントン』;ぼくたちは生き残らなければいけないのか―深作欣二監督『バトル・ロワイアル』をいま見る;ちゃんと「おりる」思想)
- 第2部 そう簡単におりられるのか?(「好き」か「世界」か―朝井リョウの選択)
「BOOKデータベース」 より