災害の環境史 : 科学技術社会とコロナ禍
著者
書誌事項
災害の環境史 : 科学技術社会とコロナ禍
(京都大学「立ち止まって、考える」連続講義シリーズ, 02)
ナカニシヤ出版, 2024.1
- タイトル読み
-
サイガイ ノ カンキョウシ : カガク ギジュツ シャカイ ト コロナカ
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注記
注: p133-142
文献案内: p143-149
事項索引: p154-155
人名索引: p156-157
内容説明・目次
内容説明
感染症、震災・原発、害虫、交通事故…「災害」とは私たちにとって何なのか?現代の科学技術社会が次々ともたらす危機を人間と環境を包み込む視点からとらえなおした新たな「災害論」
目次
- 第1講 「コロナ禍」とは何か―病気の環境史(コロナ禍の衝撃;ヒトと感染症の環境史;数理モデルに飲み込まれる災害;まとめ)
- 第2講 想定されていた想定外―3・11の環境史(3・11とは何だったのか;未来の災害を組み込む;過去の災害を組み込む;まとめ)
- 第3講 「沈黙の春」から「春の沈黙」へ―害虫の環境史(「害虫」とは何か;害虫と戦う;害虫を管理する;まとめ)
- 第4講 日常に埋め込まれた「災害」―交通事故の環境史(高速度社会の環境史;自動車社会の災害;モニタリングされる空気;まとめ)
- 第5講 科学技術社会における「災害」(「災害」概念を問いなおす;科学技術社会を生きる;「わざわい」とは何だろうか)
「BOOKデータベース」 より