戦雲 : 要塞化する沖縄、島々の記録
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書誌事項
戦雲 : 要塞化する沖縄、島々の記録
(集英社新書, ノンフィクション ; 1199N)
集英社, 2024.1
- タイトル別名
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集英社新書ノンフィクション
戦雲 : 要塞化する沖縄島々の記録
- タイトル読み
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イクサフム : ヨウサイカ スル オキナワ シマジマ ノ キロク
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注記
「マガジン9」2017-2023年連載を抜粋、加筆
沖縄自衛隊関連年表: p20
内容説明・目次
内容説明
アメリカと日本政府が主導する、近隣諸国を仮想敵とした防衛計画のもと、戦力配備が続く沖縄、南西諸島は予断を許さない状況が続いている。基地の地下化、シェルター設置、弾薬庫大増設、離島を含む空港と港湾の軍事化が、民意をよそに急ピッチで進んでいるのだ。著者は2015年以来、沖縄島のみならず与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島など島々を歩き、実態を取材してきた。2022年末の安保三文書では「南西諸島にミサイルを並べ、最悪の場合報復攻撃の戦場になるもやむなし」という現地の犠牲を覚悟したものであることも暴露された。本土メディアがこの問題をほとんど報じない中、沖縄から日本全土に広がる戦雲の予兆に警鐘を鳴らす。
目次
- ウタの呪力について―辺野古海上工事再開
- ヒロジを返せ!県民大集会
- 山城博治さん 5カ月ぶりに保釈
- “過激派リーダー”の素顔―博治さん石垣へ
- 「日本一の反戦おばあ」の涙―島袋文子さん国会前へ
- 文子おばあのトーカチ(米寿祝い)@ゲート前
- 泣くなチビチリガマよ―クリスタルナハトにはさせない
- 美味しいニュースを選ぶ人びと―高江ヘリ墜落はどう伝わったか
- 弾薬庫と十五夜―宮古自衛隊問題続報
- 軍隊と共に心中する覚悟がありますか?―島に軍隊が来るということ
- 文子おばあ、石垣島へ
- ぬちかじり―命の限り抵抗した翁長知事が逝く
- 勝ったのはうちなー(沖縄)の肝美らさ(真心の美しさ)―デニー知事誕生
- 地図の上から島人の宝は見えない―市民投票に立ち上がる石垣の若者たち
- 埋められたのはこの国の未来―辺野古の海に土砂投入
- まだ黙殺を続けますか?―沖縄県民投票で示された民意
- 島の色が変わった日―宮古島に陸上自衛隊がやって来た
- 「弾薬庫」に抵抗する保良の人びと―宮古島の自衛隊弾薬庫着工
- クイチャー乱舞―宮古島・弾薬庫建設阻止現場の1カ月
- 私たちはもっとマシな社会をつくらなければならない―BLACK LIVES MATTER in OKINAWA〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より