哲学なき軍事国家の悲劇
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哲学なき軍事国家の悲劇
(文春新書, 1440 . 近代日本の地下水脈 / 保阪正康著||キンダイ ニホン ノ チカ スイミャク ; 1)
文藝春秋, 2024.1
- タイトル読み
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テツガク ナキ グンジ コッカ ノ ヒゲキ
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注記
主要参考文献: p252-254
内容説明・目次
内容説明
なぜ軍部は人命を軽視し、無謀な作戦を強行したのか―。素朴な疑問の答えを求める著者の長い旅は、半世紀に及んだ。急造の帝国主義国家に内在する矛盾と歪み、地下水脈化した思想に着目し、今も日本社会に流れるエネルギーの正体に迫る!
目次
- 第1章 日本にありえた「五つの国家像」(「歴史の地下水脈」とはなにか?;司馬遼太郎が指摘した「攘夷の地下水脈」 ほか)
- 第2章 武装する天皇制(天皇の武装化はなぜ必要だったのか?;武士と農民の不満 ほか)
- 第3章 「軍事哲学」なき軍の暴走(軍事哲学とはなにか?;「海主陸従」の逆転 ほか)
- 第4章 戦争が「営利事業」だった日本型資本主義(日本型資本主義の歪みの元凶;「藩士」から「サラリーマン」へ ほか)
- 第5章 なぜ日本に民主主義は根付かなかったのか?(日本型民主主義とはなにか?;昭和天皇が引用した「五箇条の御誓文」 ほか)
「BOOKデータベース」 より