境界性パーソナリティ障害 : 日本版治療ガイドライン

書誌事項

境界性パーソナリティ障害 : 日本版治療ガイドライン

牛島定信編

金剛出版, 2023.1

オンデマンド版

タイトル別名

Borderline personality disorder : Japanese version of therapeutic guideline

タイトル読み

キョウカイセイ パーソナリティ ショウガイ : ニホンバン チリョウ ガイドライン

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注記

奥付の責任表示: 牛島定信著

2008年8月刊のオンデマンド版

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

過食、自傷・自殺行為、性的放逸などを繰り返す、境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder:BPD)は、医療機関だけでなく、家庭や学校・職場、地域社会で問題となることが増えている。本書は、厚生労働省が設置した、境界性パーソナリティ障害の日本版治療ガイドライン作成に関する研究班の6年間の成果を、一般の臨床家向けに書き下ろしたものである。研究班は、早急な個人精神療法の導入は治療者‐患者の「二者関係のド壺に嵌る」可能性があるとして、地域ネットワーク、薬物療法、入院治療と治主医のマネージメントを中心に本ガイドラインを作成した。さらに本書では、ガイドラインを肉付けするかたちで、揺れ動くBPDの診断の変遷、BPDの長期予後、BPD患者が持つ特有の対人パターン(スプリッティング思考)への対処法、救急医療、外来・入院治療の現状、薬物療法、病名告知と心理教育などを、著者らの豊富な臨床経験および研究にもとづいて詳解している。国内外のBPD治療を広く検討し、臨床現場で実践可能なガイドラインをめざした研究班の成果は、BPD治療にかかわる精神科医・心理職・ケースワーカー・看護師の方などに役立つ手引きとなるであろう。

目次

  • 日本版治療ガイドラインの作成にあたって
  • 境界性パーソナリティ障害の日本版治療ガイドライン
  • 境界性パーソナリティ障害の長期経過と診断の変遷—一般外来で境界性パーソナリティ障害をどのように診ていくか
  • 境界性パーソナリティ障害と救急医療
  • 境界性パーソナリティ障害治療の地域ネットワーク—BPD患者の地域社会での流れの現状と対策
  • 境界性パーソナリティ障害の長期予後
  • 境界性パーソナリティ障害の外来治療—クリニックにおける境界患者の治療の現状と問題点
  • 境界性パーソナリティ障害の薬物療法
  • 境界性パーソナリティ障害の個人精神療法—一般臨床家のために
  • 境界性パーソナリティ障害の家族へのアプローチ—病名告知と心理教育的アプローチをめぐって〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05331838
  • ISBN
    • 9784772490504
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    229p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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