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存在論的中絶

石川義正著

月曜社, 2023.12

タイトル読み

ソンザイロンテキ チュウゼツ

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内容説明・目次

内容説明

中絶は異なる生の肯定の条件である。反出生主義からフェミニズム、ケア論の前線まで、現在のあらゆる議論と対決しながら、カント、スピノザ、ベケットらを読みかえ、進化論、内部観測論なども導入しつつ、哲学の優生主義、そしてこの優生的な世界を拒絶する、全く新たな生と死の思考、そして自然と革命を開く衝撃の反哲学。

目次

  • 第1章 中絶の哲学史
  • 第2章 ヴァイオリニストと猫―生命倫理学について
  • 第3章 「便所」をめぐる闘争―エントロピーについて
  • 第4章 死の越境―主体化について
  • 第5章 生殖するアンティゴネー―大江健三郎『水死』について
  • 第6章 啓蒙のパラドクス―埴谷雄高『死霊』について
  • 第7章 存在論的中絶―性選択について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD05336831
  • ISBN
    • 9784865031799
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    調布
  • ページ数/冊数
    365p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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