小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 : 幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新

著者

    • 原田, 伊織 ハラダ, イオリ

書誌事項

小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 : 幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新

原田伊織著

(小学館文庫, は28-1)

小学館, 2023.12

タイトル読み

オグリ コウズケノスケ マッサツ ト ケサレタ トクガワ キンダイ : バクシン カンリョウ ガ デザイン シタ モウ ヒトツ ノ イシン

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注記

「消された「徳川近代」明治日本の欺瞞」(2019年刊)の改題,加筆修正

主な参考引用文献・資料: p283-287

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

元号が明治に改元される5か月前、幕臣小栗上野介が新政府軍に斬首された。後に大隈重信によって「明治政府の近代化政策は、小栗の模倣に過ぎない」とまで称された逸材である。万延元(1860)年、幕府遣米使節の目付としてアメリカを訪れた小栗は、工業化、近代化が高度に発展した大国の姿を目の当たりにし、工場で手にした一本のネジとともに帰国。日本の近代化に着手する。横須賀に製鉄所、築地に本格的なホテルを建造し、さらには近代的な陸軍創設にも関与した小栗の歩みを辿ることで、幕臣が手がけた「徳川による近代化」の全貌をひもとく。

目次

  • 序章 徳川近代という時代の存在
  • 第1章 咸臨丸と小野友五郎(太平洋を横断した咸臨丸のウソ八百;無能を露呈した「海軍の祖」勝海舟;木村摂津守喜毅の覚悟;司馬遼太郎氏の麗しい誤認;咸臨丸の主役小野友五郎;テクノクラートとしての生涯)
  • 第2章 自由貿易推進派岩瀬忠震の奮闘(旗本養子と部屋住み大名;阿部正弘による抜擢;堂々たる初めての日米交渉;日米修好通商条約は不平等条約か?;無知蒙味、正気の沙汰とは思われず;条約調印、大老井伊直弼の凄み)
  • 第3章 徳川近代の柱・小栗上野介忠順(岩瀬忠震から小栗忠順へ、大老井伊直弼の覚悟;“ボンクラ使節団”の目付として;造船所から始まった近代国家への道;大老井伊直弼の密命;誰が小栗を殺した!?)
  • 第4章 徳川近代の群像〜奮戦、幕府歩兵隊〜(歩兵と小銃;江戸脱出、流浪の伝習隊北へ)
  • あとがきに代えて 今こそ学ぶべき「江戸」という価値観

「BOOKデータベース」 より

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