迷宮のアルストピア : 新しきイマジナリアを求めて
著者
書誌事項
迷宮のアルストピア : 新しきイマジナリアを求めて
(イタリア美術叢書, 7)
ありな書房, 2024.1
- タイトル別名
-
Arstopia labyrinthi : ad quaerendum imaginaria nova
覚醒と浄化、あるいは出発と帰還
- タイトル読み
-
メイキュウ ノ アルストピア : アタラシキ イマジナリア オ モトメテ
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注記
その他の著者: 荒木文果, 伊藤博明, 吉住磨子, 新保淳乃, 金山弘昌, 金沢文緒, 松田隆美
タイトル・ページ・背・表紙の責任表示(誤植): 荒木文香
企画構成: 石井朗
収録内容
- 迷宮としてのイタリア美術 / 金山弘昌 著
- ボッティチェッリ『神曲』挿絵素描 / 京谷啓徳 著
- もうひとつの「グロテスク」の系譜 / 荒木文果 著
- 星辰と天使 / 伊藤博明 著
- 欺瞞のリアリズム / 吉住磨子 著
- 聖アレクシウスの「甘美なる死」 / 新保淳乃 著
- ガリレオからガウディへ / 金山弘昌 著
- 風景画家リチャード・ウィルソンのローマ滞在 / 金沢文緒 著
- カントリー・ハウスのクロード・ロランとラファエッロ / 松田隆美 著
- 迷宮としてのイタリア美術 / 金山弘昌 著
内容説明・目次
内容説明
ボッティチェッリ描くダンテ『神曲』の、リッピ描くドムス・アウレアのグロテスクの、ラファエッロ描くキージ礼拝堂の星辰の、カラヴァッジョ描くバロックのローマの、コルトーナ描く法悦と音楽劇の、ガリレオ/ガウディの懸垂曲線のドームの、風景画家ウィルソン描くアルカディアの、ラファエッロ描く聖母子像のグランドツアーの、イタリア美術の迷宮世界の、新しきイマジナリアを見る!
目次
- プロローグ 迷宮としてのイタリア美術 出発(金山弘昌)
- 第1章 ボッティチェッリ『神曲』挿絵素描―異時同図表現をめぐって(京谷啓徳)
- 第2章 もうひとつの「グロテスク」の系譜―フィリッピーノ・リッピからミケランジェロへ(荒木文果)
- 第3章 星辰と天使―サンタ・マリア・デル・ポーポロ聖堂キージ礼拝堂(伊藤博明)
- 第4章 欺瞞のリアリズム―カラヴァッジョ作品のロマたち(吉住磨子)
- 第5章 聖アレクシウスの「甘美なる死」―バルベリーニ家の音楽劇とピエトロ・ダ・コルトーナの法悦的絵画(新保淳乃)
- 第6章 ガリレオからガウディへ―ドーム形状としての懸垂曲線(金山弘昌)
- 第7章 風景画家リチャード・ウィルソンのローマ滞在―知的表象としてのアルカディア(金沢文緒)
- 第8章 カントリー・ハウスのクロード・ロランとラファエッロ―グランドツアーと一八世紀イギリスの絵画蒐集(松田隆美)
- エピローグ 迷宮としてのイタリア美術 帰還(金山弘昌)
「BOOKデータベース」 より