教育投資の経済学
著者
書誌事項
教育投資の経済学
(日経文庫, F78)
日経BP日本経済新聞出版 , 日経BPマーケティング (発売), 2024.1
- タイトル読み
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キョウイク トウシ ノ ケイザイガク
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注記
参考文献: p251-267
内容説明・目次
内容説明
教育の効果を高めるためには、お金がかかります。どのような教育投資が成功に結びつくのか、制度やインセンティブをどのように設計するのが最適なのか。経済学の視点から論理的に解説します。著者は大学で教鞭をとる経済学者で、統計データに基づく分析を行うなど精力的に活動しています。家庭の役割や、学校教員のインセンティブ、教育制度の視点など、総合的な視点から解説しています。最終的には日本の発展のためにどうするのが最適なのかという幅広い視点からも解説します。自分の子どもを教育機関に預ける親世代はもちろんのこと、学校教員や教育の制度設計にかかわる人まで、幅広い読者が対象となります。
目次
- 第1章 教育への投資のリターン(人的資本理論;人的資本とシグナリング;教育のリターンを計測する方法;認知スキルと非認知スキル)
- 第2章 スキル形成のための学校と家庭の役割(教育の生産関数という枠組み;スキル形成における家庭の役割;経済格差と教育格差;政策やショックとの関係)
- 第3章 学校の仕組みを経済学で考える(学級規模(クラスサイズ);ピア効果;先生の重要性)
- 第4章 様々な教育政策の評価(ゆとり教育;学校間競争;奨学金;就職)
- 第5章 社会の変化への対応と教育(日本経済の現状と課題;技術革新(ICT、AI)と労働市場と教育;教育におけるジェンダーの問題;海外と日本;高齢化社会)
「BOOKデータベース」 より