アメリカのアジア戦略史 : 建国期から21世紀まで
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アメリカのアジア戦略史 : 建国期から21世紀まで
勁草書房, 2024.1
- 下
- タイトル別名
-
By more than providence : grand strategy and American power in the Asia Pacific since 1783
- タイトル読み
-
アメリカ ノ アジア センリャクシ : ケンコクキ カラ 21セイキ マデ
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注記
監訳: 細谷雄一, 森聡
原著 (Columbia University Press, c2017) の全訳
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦に勝利したのも束の間、冷戦に突入した超大国、アメリカ。なぜアメリカはベトナム戦争で泥沼にはまったのか。冷戦後のアメリカの対中戦略はなぜ揺れ動き、その背後にはどのような論争があったのか。そして、中国だけでなくアジア全体とアメリカの関係を捉えた時に何が見えてくるのか。中国が覇権を目指し、アジア大変動の時代を迎える今こそ読まれるべき、壮大な歴史物語をついに完訳。アメリカの利益と理念を追い求めた戦略家たちの成功と失敗をスリリングに写し出す。日本専門家であり、アメリカ政府高官も務めた著者による、大国の大戦略史。
目次
- 第3部 ソ連の台頭(承前)(アジア戦略とベトナムでのエスカレーション 一九六一‐一九六八年「混乱していない者は、この状況を理解していない」;ニクソンとキッシンジャーによるアジアでの封じ込め戦略の再定義 一九六九‐一九七五年「釣り合いのとれた均衡」;ジミー・カーターと中国カードの復活 一九七七‐一九八〇年「大統領は弱き行動をいっさいとってはならない」;ロナルド・レーガン 一九八〇‐一九八九年「封じ込めて、やがて巻き返す」)
- 第4部 中国の台頭(ジョージ・H・W・ブッシュとアメリカ単極時代 一九八九‐一九九二年「われわれの安全と繁栄の秘訣はそれらの外交関係の持続力のなかにある」;ビル・クリントンと予期せざる大国政治の再来「関与と均衡」;戦略的奇襲とジョージ・W・ブッシュのアジア政策「自由に寄与する勢力均衡」;バラク・オバマとアジア・リバランス政策「ピボット」)
- 終章 歴史からアジア戦略を考える
「BOOKデータベース」 より