必死攻撃の残像 : 特攻隊員がすごした制限時間

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必死攻撃の残像 : 特攻隊員がすごした制限時間

渡辺洋二著

(光人社NF文庫, [わ1056])

潮書房光人新社, 2018.3

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ヒッシ コウゲキ ノ ザンゾウ : トッコウ タイイン ガ スゴシタ セイゲン ジカン

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シリーズ番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

敗戦までに海と空で突入した特攻機は、およそ二五五〇機。三九〇〇名の特攻隊員が散華した。国難に殉じた英雄と仰がれるべき彼らは、戦後ながらく一般国民から、悲惨な、あるいは特異な、さらには無意味な戦死者と見なされ続けた—長年にわたる取材と様々なアプローチで特攻隊員たちの真意に迫る一〇篇を収載。

Table of Contents

  • 元山空有情—送る者から見た金剛隊員
  • 敵もまた祖国—アメリカでの一五年、日本での九年
  • 死地へ飛ぶ「天山」—特攻戦死ペアへの誤り
  • 本土に空なし—F6Fの射弾が前途をさえぎった
  • 絆は沖縄をはさんで—兄の零戦、弟の「飛燕」
  • 一宇隊、突入まで—隊長機を追う過酷な道
  • 征く空と還る空—運命の分岐点が学鷲を待つ
  • 空と海で特攻二回—はがくれ隊長と振武隊長を務めて
  • 東京上空に散華す—震天隊・幸軍曹機の一撃
  • 桜弾未遂—重爆特攻の空中勤務者たち

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