景観で考える : 人類学と考古学からのアプローチ
著者
書誌事項
景観で考える : 人類学と考古学からのアプローチ
臨川書店, 2023.12
- タイトル別名
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景観で考える : 人類学と考古学からのアプローチ
- タイトル読み
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ケイカン デ カンガエル : ジンルイガク ト コウコガク カラノ アプローチ
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注記
参考文献: 各章末
索引: p269-272
内容説明・目次
内容説明
「景観」で何がわかるのか?現在の学術的な潮流のなかで、なぜ「景観」という概念が注目されているのか。人工と自然、人間と環境、物質と精神、可視性と不可視性といった二分法的な視点をこえて、人類学・考古学の分野で新たな知見を生みつづけている「景観」論の思考方法とその研究成果を横断的に紹介する
目次
- 人類学と考古学の景観論―その研究動向と課題
- 第1部 景観という視座(「景観を」ではなく「景観で」考える―交差点としての景観研究の布置;現代人類学で景観を問う意義を考える)
- 第2部 環境・記憶・モニュメント:景観で考える考古学(景観で考えるモニュメンタリティ―ペルー北海岸のマウンド・ビルディングを事例に;自然地形から神殿へ―アンデスの神殿を景観から考える;景観をめぐる時間の多様性―繰りかえし築かれ、利用される神殿;火山灰が創る景観;絡み合いの景観論―祭祀景観をめぐる民族考古学的試み;考占学における景観概念を捉えなおす―「景観」概念の整理と方法論的課題)
- 第3部 認知・言説・マテリアリティ:景観で考える人類学(霊性との呼応から創出される景観―ラオス南部の水辺集落における浄化儀礼から考える;景観の物語を語る―住まうことの重層性;景観とイマジネーション―ペルー北部山村の暗闇における不可思議な体験談から;視覚イメージと言説実践―神戸南京町の景観形成をめぐって)
「BOOKデータベース」 より