母親病
著者
書誌事項
母親病
(新潮文庫, 11830,
新潮社, 2024.2
- タイトル読み
-
ハハオヤビョウ
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注記
2021年刊
内容説明・目次
内容説明
女は、旦那様に一生愛されるのがしあわせなのよ―。珠美子にそう語っていた母・園枝が急死した。有毒植物が体内から検出されたという。事故か自殺か、それとも。困惑のなか遺品整理に出向いた珠美子だったが、そこに端正な顔立ちの若い男性・雪仁が訪ねてくる。園枝の死を知った彼は震えて嗚咽した。良妻賢母の見本のような園枝と雪仁の関係は…。すれ違いながら衝突する母娘を描く連作集。
「BOOKデータベース」 より