中国開発学序説 : 非欧米社会における学知の形成と展開

書誌事項

中国開発学序説 : 非欧米社会における学知の形成と展開

汪牧耘著

法政大学出版局, 2024.1

タイトル別名

中国開発学序説 : 非欧米社会における学知の形成と展開

中国開発学序説 : 非西洋社会における学知の特徴と可能性

タイトル読み

チュウゴク カイハツガク ジョセツ : ヒ オウベイ シャカイ ニオケル ガクチ ノ ケイセイ ト テンカイ

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注記

博士学位請求論文「中国開発学序説 : 非西洋社会における学知の特徴と可能性」(東京大学, 2022年)を改訂したもの

参考文献・資料: p259-291

索引: p293-299

内容説明・目次

内容説明

かつての植民地支配や冷戦下の対外政策を歴史的背景として、欧米諸国による国際開発・援助事業を主に理論化してきた開発学は今、転換期を迎えている。経済成長により支援される側から支援する側へと転じた中国は、国際社会を結び直す開発学を打ち立てられるのか。中国における開発実践と学知形成の過程を辿り、新時代の開発学を展望する。

目次

  • 序章 なぜ中国の開発学なのか
  • 第1部 背景・課題・方法(開発言説の系譜と視点;中国の開発学を形づくる要素;調査手法と対象)
  • 第2部 分野の形成(「開発学」という名:学知の概念的文脈;中国における開発学の創設者とその開発観;開発学の教育・活動・言説)
  • 第3部 言説の形成(言説(1):中国と西洋の対立;言説(2):「平行・対等」という中国の自画像;言説(3):中国人研究者による日本批判;中国の開発学の特徴と可能性)

「BOOKデータベース」 より

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