凡人のためのあっぱれな最期 : 古今東西に学ぶ死の教養
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凡人のためのあっぱれな最期 : 古今東西に学ぶ死の教養
(幻冬舎新書, 718,
幻冬舎, 2024.1
- タイトル読み
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ボンジン ノ タメ ノ アッパレ ナ サイゴ : ココン トウザイ ニ マナブ シ ノ キョウヨウ
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内容説明・目次
内容説明
妻が癌で逝った。61歳、1年あまりの闘病生活ののちの早すぎる死だった。家族が悲しみ、うろたえるなか、妻は、嘆かず恨まず泰然と死んでいった。それはまさに「あっぱれな最期」だった。決して人格者でもなかった妻が、なぜそのような最期を迎えられたのか。そんな疑問を抱いていた私が出会ったのは、「菫ほどな小さき人に生まれたし」という漱石の句だった。そうか、妻は生涯「小さき人」であろうとしたのか―。妻の人生を振り返りながら古今東西の文学・哲学を渉猟し、よく死ぬための生き方を問う、珠玉の一冊。
目次
- 第1章 妻のあっぱれな死(ただ一人、泰然と逝く;ステージ3―抗癌剤治療始まる ほか)
- 第2章 菫のようなふつうの人(ほかの治療法はなかった;妻がいないと困るくらし〓々 ほか)
- 第3章 先人に学ぶ様々な死生観(死については口にしづらい;人は死ねばゴミになるのか ほか)
- 第4章 小さき人として生きるために(妻は、農家で育った田舎者だった;祖父を弔った故郷の土葬習慣 ほか)
「BOOKデータベース」 より