近世林野所有論
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書誌事項
近世林野所有論
(近世史研究叢書, 58)
岩田書院, 2024.2
- タイトル読み
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キンセイ リンヤ ショユウロン
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内容説明・目次
目次
- 近世林野所有論の意義と研究史
- 第1部 日本近世における林野所有の構造(鉄師と農民の争論から見る近世林野所有―戒能通孝学説と「毛上の重層的所持」;出雲鉄山「所有」の再考察―佐竹昭の論考と広瀬藩領入間村の事例を題材に;山札から見る入会と「領有」―信濃と出雲の比較を通して;「割山」再考―古川貞雄と西川善介の研究を出発点に;近世的「所持」の諸局面―栃の木、落葉掻き、蛸穴などに見る「毛上」の所持)
- 第2部 山野河海をめぐる近世社会の諸関係(近世木地師の存在形態と地域社会;山論に見る近世寺社領の特質―「松江藩郡奉行所文書」の諸事例から;近世村と領主林業の山―秋田藩における「徒伐」をてがかりに;藻草入会の近世的特質と共同体―浜名湖の諸事例から;「属地主義的共同体」の考察―貰魚、落葉掻き、落穂拾いに見る生存権行使)
- 近世林野から見えるもの
「BOOKデータベース」 より