メディアの「罪と罰」 : 新たなエコシステムをめざして

書誌事項

メディアの「罪と罰」 : 新たなエコシステムをめざして

松本一弥著

岩波書店, 2024.1

タイトル別名

メディアの罪と罰 : 新たなエコシステムをめざして

タイトル読み

メディア ノ 「ツミ ト バツ」 : アラタナ エコシステム オ メザシテ

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内容説明・目次

内容説明

権力への忖度と偽りの客観報道ばかりが横行しアテンション・エコノミーによる扇動が跋扈するなかで、メディアへの信頼は失われていった。何がこの現状をもたらしたのか。政治権力と巨大プラットフォーマーに取り込まれないメディアはあり得るのか。どん底から這い上がって信頼を取り戻すには何が必要か。上っ面だけのメディア批判を超えた、再生のための提言がここにある。

目次

  • 第1章 「メディアの報道は何かおかしい」と思っているあなたへ
  • 第2章 朝日新聞の最暗部にメスを入れる―「空前絶後」の編集局長、その早すぎる死
  • 第3章 安倍政権下で起きたこと―変容する社会とメディア
  • 第4章 「責任」をめぐる政治家の無責任な言動を追認するメディア
  • 第5章 GAFAをめぐる闘い―欧米と日本の落差はなぜ
  • 第6章 「勝ち組」ニューヨーク・タイムズの挑戦
  • 第7章 第三者機関がメディアを「審査・評価」する
  • 第8章 デジタル時代のメディアの説明責任と「取材過程の可視化」
  • 第9章 未来の「メディアエコシステム」を構想する
  • 補論 荒野に叫ぶ預言者、成長主義に依存しない未来像―見田宗介が語るジャーナリズムとは

「BOOKデータベース」 より

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