障害者の自律/自立と憲法 : 「自立生活」論から「自律の保障」を問いなおす
著者
書誌事項
障害者の自律/自立と憲法 : 「自立生活」論から「自律の保障」を問いなおす
弘文堂, 2024.2
- タイトル別名
-
障害者の自律自立と憲法 : 自立生活論から自律の保障を問いなおす
- タイトル読み
-
ショウガイシャ ノ ジリツ ジリツ ト ケンポウ : ジリツ セイカツロン カラ ジリツ ノ ホショウ オ トイナオス
大学図書館所蔵 件 / 全67件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献あり
収録内容
- 個人の自律を強調した生存権保障の意義
- 自己決定権行使のための積極的措置の法的位置づけ
- 自己決定権行使の前提としての知る権利と合理的配慮
- 性的関係・結婚に関する自己決定能力
- ケアと居住場所をめぐる自己決定能力
- 医療場面における自己決定能力
- 社会的弱者の「自律」と「自己決定権」の意味
- 憲法25条と社会保障給付の支給決定手続での「自律」
- 自己決定能力がない者の「自律的な生」と他者との関係性
- ヤングケアラーと「自律」形成
- 障害者の個人としての「自律」と生存権の保障
内容説明・目次
内容説明
真にインクルージブな人権論をめざして。憲法論における人権保障の前提として通底する“個人の自律”。それでは、他者に依存する存在として描かれがちな障害者、高齢者や子どもの人権保障とりわけ生存権保障は、どのように考えるべきなのか。「自由」や「自律」の原理と生存権保障との連続性を論証することによって、より包摂的な人権論を切りひらく、挑戦の書。
目次
- 第1部 障害者の「自律」を支える理論(個人の自律を強調した生存権保障の意義;自己決定権行使のための積極的措置の法的位置づけ;自己決定権行使の前提としての知る権利と合理的配慮)
- 第2部 「自己決定能力」の有無をめぐる司法の判断基準(性的関係・結婚に関する自己決定能力;ケアと居住場所をめぐる自己決定能力;医療場面における自己決定能力)
- 第3部 憲法と社会的弱者の「自律」(社会的弱者の「自律」と「自己決定権」の意味;憲法25条と社会保障給付の支給決定手続での「自律」;自己決定能力がない者の「自律的な生」と他者との関係性;ヤングケアラーと「自律」形成)
- 第4部 障害者と「自律的な生」の保障(障害者の個人としての「自律」と生存権の保障)
「BOOKデータベース」 より